「時代をリードする人材を育む」がスローガンの株式会社ロジカ・エデュケーション。大阪を中心に全国でプログラミング教室の運営や出張教室などを展開されており、 LINE entryでは公式教材の制作をお手伝いいただきました。そしてこの度、ロジカ式の公式YouTubeチャンネルにて「ロジカくんの大冒険~LINE entry版」の動画シリーズが公開されました。こちらを制作されたロジカ・エデュケーション代表取締役の関さんにお話を伺いました。



【エピソード1】 ロジカくんの大冒険 ~ LINE entry 版 ~


YouTubeロジカ式のLINE entry動画について


ーー 動画拝見したのですが、エピソード1がなんとアニメーション! その内容が「LINE entry」を初めて使う方にも分かりやすい「あるけ!ねずみくん」シリーズで、御社の皆さんがすべて自主製作されたとのこと。さっそくですが、詳しくお話を伺わせてください。

 

関さん 最初は冗談半分というか。そしたらスタッフが勝手に凝りだしてしまって、どんどんクオリティが上がっていきました。当初はマスコットキャラクターのロジカくんやジェシカちゃんを使って、「LINEスタンプを作ってキャラクターの認知度を広げる」という戦略だったんですけど。それがいつのまにかアニメになってしまった。(笑)

 

ーー 動画シリーズの構成もすごいですね。超初級から復習までしっかり。

 

関さん 初めてパソコンにふれる方にもわかるように、また終わったあと振り返られるようにつくっています。

 

ーー ロジカくんたち、キャラクターも社内の方がつくられたんですか?

 

関さん はい! すごくセンスのあるデザイナーさんがおりまして、声優も社内でオーディションをしました。

 

ーー すごい! オーディションですか。

 

関さん もともとうちに、腹筋善之介という演劇界にいた人間がおりまして。今もずっと演劇の脚本とか、俳優、声優などをやっているんですね。佐々木蔵之介さんが所属する劇団で座長を務めていた業界では結構すごい人なんです。そういう分野の専門なので、脚本も監督も全部やってもらいました。



公式HP
公式サイト


ーー  公式サイトも華やかで楽しげなイメージですね。

関さん 
子どもの興味や関心を惹きつけることが、今のプログラミング教育の課題となっていますので。 
 

ーー それが動画の「ロジカくんの大冒険」につながるんですね。

 

関さん 子どもたちも、アニメだったら絶対楽しんで見てくれるだろうと考えまして。まずアニメを見てもらって、「これをやってみたいな」とか「アニメのキャラクターと一緒に課題に挑戦」みたいな。そういった教材がやっぱり必要だと思っているんです。

スクリーンショット 2020-08-09 12.37.19
 「
ロジカくんの大冒険 」のアニメーション映像の様子

 

ーー それではロジカ式について教えて頂きたいんですけど、18歳で起業されたとか。

 

関さん そうですね、18歳の時はまだ個人事業主だったんですけど。まだ「ロジカ」という名前ではなくて、個人事業主として仕事を始めました。実際に「ロジカ」という名前での起業は、3年ぐらい前の話ですね。それまではずっと個人事業主としてやらせていただいていました。

 

ーー 設立から3年なんですね。

 

関さん 法人としてロジカは設立してまだ3年経ってないですね。

 

ーー 10代の頃からプログラマーとしてご活躍されていたと伺っています。

 

関さん そうですね。大阪から小学校6年生の時に北海道に家族で移住しまして。すごい田舎町でしたので、仕事とかもないような場所でした。経済的に貧しい子ども時代を送ってまして、中学校を出るときに高校に進学するか、家計を支えるために働くかというのを考えていたんです。近くに高校もないような場所だったので働こうと思ってですね。だから私、学歴でいうと中卒なんです。高校にいかずに働き始めました。でもやっぱり学歴がないところで、手に職がないと生きていけないだろうなと思いまして、中学を出てから、本屋でプログラミングの本を買ってきて独学で学び始めたんです。

 

ーー 独学だったんですね! 最初は、どんなプログラミングを学ばれたんですか?

 

関さん 私の時代はJava(プログラミング言語)がちょうど出てきて、少しずつ人気が高まり始めた時代でした。Javaの入門書を買ってきて、それからスタートしたという感じです。

 

ーー本だけで独学、とてもハードルが高かったのでは?

 

関さん でも、ちょうどインターネット……A D S Lとかが出始めた時代で。本で学んでみてやってみて、わからないところはインターネットの掲示板などを通して、プログラマーの方たちからいろいろ教えていただきました!

 

ーー 学習は思うように進みました?

 

関さん 厳しかったですね。実際に身について仕事になるまで3年ぐらいかかりました。

 

ーー 最初につくったプログラムは覚えてますか?

 

関さん オリジナルでつくったプログラムは、当時、PostgreSQLっていうデータベースがあったんですけど、このデータベースのAdmin管理ツールみたいなものをオリジナルで作成しました。それを無料で公開していたら、アスキーとかI T系のメディアのフリーアプリランキングの上位に入ったりしまして。それがひとつのきっかけとなって、北海道の田舎町から、札幌とか東京の会社にひたすらメールで営業をしました。「とりあえずタダ同然でいいので仕事をください」って。(笑)

 

ーー それはすごいチャレンジ! ちなみに北海道のどちらにお住まいだったんですか?

 

関さん 士幌町という十勝平野の端の方になるんですけど。小さな田舎町でした。


スクリーンショット 2020-08-20 9.46.39
士幌町 

ロジカ誕生のきっかけ

 
 

ーー 確かに、プログラミングを習える場所を探すには厳しそうな環境ですね。

 

関さん 23歳の時にひとつ転機がありまして。新入社員研修でプログラミングを教える講師募集があって、「人が足りてないので、よかったら関さんやってみませんか?」ということで知り合いの会社からお声がけ頂いたんです。それをきっかけに関東の方に出て行ったという感じですね。

 

ーー 新入社員研修で講師のお仕事なんて、もう別の職種ですね。(笑)

 

関さん それもちょっと印象的で、最初に行ったのが某大手メガバンクさんの新入社員研修でした。講師として新入社員を教えるんですけど、23歳だと新卒の方、皆さん同い年ぐらいで、東大、京大を出ているような方ばかり。中卒の私が仕事のやり方を教えるので、ひたすら年齢と学歴をひた隠しにしてました。すごく面白い体験をしましたね。そういうこともあって、プログラミングスキルがあると年齢とか学歴に関係なく生きていく力になると感じましたね。

 

ーー 成功されているプログラマーの方って子どもの頃からプログラミングにふれていて、割と学歴気にされてない方が多い印象です。

 

関さん 大学でも、もちろんプログラミングを学ぶ方がたくさんいらっしゃいますけど、もうすこし早い時期からスタートしてる方たちの方が伸びてるような気がします。

 

ーー 講師の仕事、その後はどうされたんですか?

 

関さん 今も継続して行なっています。IT企業や保険会社など大手企業さんの新入社員研修を渡り歩いているような感じです。

 

ーー そこがベースになったんですね!

 

関さん 新入社員研修の講師として登壇する中で、新入社員として入って来られる方をたくさん見ていて「日本の教育は働くための教育を全然してこなかったんだ」ということをすごく痛感しました。テストでいい点をとるためだけの教育で、大学を出て社会人になったとたん、「働けない人」があまりにも多いと思いました。

 

ーー なるほど。

 

関さん 僕らは、3ヶ月ぐらいの新入社員研修でプログラミングスキルももちろんですし、働き方の基礎から全部教えていきます。その中でしっかり教育してあげれば、ちゃんと働けるようになっていくんです。そういう大手企業に就職された一部の方は、研修を受ければ、それでいいのかもしれないんですけど。やはり中小企業にいかれたほとんどの方って、そういう教育も受けられずに、いきなり現場に放り込まれ、仕事をしろと言われてできなくて、そして潰れていっちゃうって方も多いんですよね。

 

ーー 入社した後ですごく苦労するわけですね。

 

関さん それを民間教育の方から変えていけないかと、そういう取り組みをしたいと思いました。それをロジカ式っていうプログラミング教室の箱をつかって、子ども時代から、社会人研修でやってるようなことも含めて教えるというのがロジカを設立したきっかけです。

 

ーー 今年からは小学校でプログラミングが必修化され追い風になりそうです。

 

関さん もちろんそうですね。私たちの場合、特に小学校向けにNECさんと一緒に教材の提供をやらせていただいていたりするので。NECのパソコンと一緒にロジカ式の教材が入るという形で全国に営業中なんです。そういう意味では今後、全国のかなりの数の小学校にロジカ式教材が入っていくのではないかと。小学校で使われている教材であるというところから、民間での信頼やブランド力を上げていきたいなと思っています!

 

後編につづく (826日頃更新予定)



●ロジカ式LINE entry動画




LINE entryのロジカ式はこちら
LINE entryロジカ式教材
ロジカ式公式YouTubeチャンネル


 
●プロフィール:関 愛さん

プロフィール画像
 

株式会社ロジカ・エデュケーション 代表取締役

特定非営利活動法ロジカ・アカデミー 理事 

情報処理推進機構認定「天才プログラマー/スーパークリエータ」

IT人材育成コンサルタント/システムエンジニア

18
歳で起業しシステム開発の道に。新入社員研修講師として13年以上プログラミング教育に携わり、大手企業で1,500名以上の現役プログラマーを育成。日本の子どものプログラミング教育を牽引している。