前回の記事でコンピューターなら計算式をプログラミングすることで難しい計算もすぐに答えが出せることがわかりました。そこで今回は前回学んだ四則計算のブロックを使って図形の面積と周りの長さの計算式をプログラミングして答えを求めます。

前回の記事は下のリンクから
【計算式をプログラミング】パソコンを使って計算してみよう!

■四角形の面積を求めよう!
LINE entryで計算するには「計算」カテゴリーにある四則計算のブロック、そして計算結果を表示するために「表示」カテゴリーの「”こんにちは”を言う」ブロックを使うのでしたね。そして四角形の面積の公式は「たての長さ×よこの長さ」です。そこで前回使い方を学んだ四則計算のブロックのかけ算を使います。左側には「たての長さの数値」、右側には「よこの長さの数値」を入力すれば面積を求めることができます。

図13

それでは以下の画像の四角形の面積をプログラミングで求めてみましょう。3つプログラムを作って一度に実行するのではなく、1つを作って確認できたら次のプログラムに変えて実行してください。

図9
左から「たて:2cmよこ5cm」「たて:4cmよこ4cm」「たて:5cmよこ3cm」

図14
左のたて2cm、よこ5cmの場合。ブラウンは面積10を正しく言っていますね。※数値は必ず半角で入力してください。

面積を求めることができましたか? 公式に数値を当てはめれば数値を変えるだけで面積を求めることができますよね。今回行なっているのは、いつもみなさんが頭の中で公式に当てはめて計算していることをプログラミングして、コンピューターに計算させているわけです。計算式を以下のように変えれば三角形や平行四辺形の面積も求められますよ。

図10
三角形:底辺 × 高さ / 2(「÷」は「/」という記号を使うのでしたね)、平行四辺形:底辺 × 高さ

■四角形の周りの長さを求めよう!

周りの長さを求めるには「(たての長さ+よこの長さ)×2」です。こちらは3つの数値を計算で使うので前回学んだように2つの四則計算のブロックを使います。たての長さとよこの長さを計算したあとにかけ算をしたいので以下のように組み合わせましょう。

スクリーンショット 2021-11-12 145532
たての長さ、よこの長さにそれぞれの数値を半角で入力してください。

LINE entryではブロックごとに計算するため、「たての長さ+横の長さ」をひとつのブロックに入れて先に計算させる必要があることを思い出してください。見た目は似ていますが、以下のように組み合わせてしまうと正しい計算ができません。

スクリーンショット 2021-11-12 145548
「よこの長さ×2」がひとつのブロックに入っているため、「たての長さ+(よこの長さ×2)」と計算されてしまう。

それではつぎの図形の周りの長さを求めてみましょう。こちらも1つずつプログラムを確認してくださいね。

図8
左から「たて:6cmよこ4cm」「たて:7cmよこ7cm」「たて:3cmよこ6cm」

図15
左たて:6cm、よこ4cmの四角形の場合。

求めたい答えがどんな式になって、それをブロックで組み立てればあとは数値を変えるだけなので、どんな大きさの図形が来ても簡単ですね。つまり、どんな式になるかを考えることがとても重要だということがわかります。

■言葉をつなげてみよう!
パソコンに答えを言ってもらえるようになりましたが、答えの数値だけしか言ってくれないのではすこしさみしいですし、何の数値なのかわかりませんよね。そこで答えの数値だけではなく言葉をつなげてみます。言葉をつなげるときは「”こんにちは”と”エントリー”をつなげる」ブロック(以下「つなげる」ブロックと言います)を使うと2つの言葉をつないでキャラクターに言わせることができます。あるいは、裏技として、四則計算のたし算ブロックを使うこともできます。数値の代わりに言葉をたす、つまり付け加えるというイメージですね。

図11

どちらを使っても同じですが、たし算ブロックを使うとたし算とまぎらわしいので、なれないうちは「つなげる」ブロックを使ったほうがいいでしょう。

このように計算式と組み合わせることで答えの数値だけではなく、ほかの言葉を言ってもらうこともできます。もちろん計算をするブロックの前後にブロックを組み合わせれば、計算の前後に言葉を加えることができます。

図12

言葉を前後に加えていますので、「つなげる」ブロックやたし算ブロックも2つ使っています。「つなげる」ブロックは言葉をつなげていることがわかりやすいのですが、上の図のようにたくさん言葉を加えるとどんどんブロックが長くなってしまうのが欠点です。それが気になる場合はたし算ブロックで言葉を加えることにチャレンジしてみてもいいでしょう。

今回はここまで。
公式の形にプログラミングして答えを求めることができました。紹介した公式だけでなくほかの公式もプログラミングにチャレンジしてみましょう! そうすることで算数の教科書をプログラミングの練習教材としても使うことができますよ。また答えの数値だけでなく言葉をつなげることで何の数値なのかわかるようにしました。計算結果だけでなくセリフもしゃべらせることでわかりやすくすることができますね。
次回はいよいよ「変数」を使うことで同じプログラムのまま、さまざまな数値の計算ができるテクニックを紹介します。お楽しみに!

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