こんにちは。LINE entry教材編集チームの松崎と申します。
2020年、小学校でプログラミング教育の必修化がスタートしました。チームのリサーチでは新型コロナウイルスの影響もあり、まだ教育現場では準備が整わず、実施されていない地域や学校も少なくないようです。プログラミング教育に不安を感じていらっしゃる学校の関係者や保護者の方も多いのではないでしょうか?
また「プログラミングって何?」と子どもに聞かれても、答えられない方もいらっしゃるのではないかと思います。今でこそよく耳にするキーワードですが、なんとなく知っていても「これだ!」と明確に答えるのは難しいですよね。
そこで、その質問の答えを小学生が聞いてもわかるように、簡単に解説していきたいと思います!
まず「プログラミング」とはコンピューターに仕事をしてもらうための手順書のようなものを作ることです。人間が言葉で会話するように、コンピューターとはプログラミング言語を用いて話すことができます。そしてプログラミング言語は全世界で数百種類の言語が存在します。現在、研究・制作されている言語もあったりとその数は明確にはわかりません。
そして、このプログラミング言語を使って作った手順書、つまりプログラムでコンピューターを制御します。「コンピューター」というと、ついパソコンやスマホ、ロボットなどを想像してしまいますが、ものすごく広いカテゴリーが含まれています。実は、多くの電子製品や機器にコンピューターが組み込まれています。
エアコンや洗濯機、電子レンジ、大型なものでは飛行機や自動車、信号機、小さいものだと計算機や腕時計、ポータブルゲーム機……あげていくとキリがありません。
それでは、エアコンにはどんなプログラムが設定されているのでしょうか?
冷房のスイッチを押すと冷房、暖房のスイッチを押すと暖房が機能し、26度の冷房のスイッチを押すと、26度まで部屋を冷やし、26度以下になると一度止まる。また27度になると冷風を出力するなど細かい命令がエアコンのコンピューターには組み込まれています。
この「〇〇のスイッチを押したら△△して」、「〇度になったら△△して」という動作の手順こそが、プログラムなのです。そのおかげで、今年の猛暑も快適に過ごせました。
このように身の周りにはプログラムされた機器であふれており、私たちも快適に暮らすことができています。これは、誰かがそうしたプログラムを作ってくれたから、つまりプログラミングしてくれたからこそ。これで「プログラミング」を少し身近に感じられたでしょうか?
そして、プログラミングは論理的思考(ロジカルシンキング)という「〇〇のスイッチを押したら△△して」という仕事の手順を組み立てる能力がベースとなっており、その学びは問題解決能力や生産性を効果的に高められると文部科学省の有識者会議でも認定されました。
プログラミング学習は子供の将来にも大きな影響を与え、社会の情報化やグローバル化などの変化に対応する大事な要素になるようです。
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