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IT
業界の豊富な知見と人材育成実績を持つ富士通オープンカレッジの子ども向けプログラミング教室F@IT Kids Club(ファイトキッズクラブ)。スクール運営のノウハウの詰まった同教室の家庭学習用プログラミング教材が「LINE entry」でも使用できるようになりました。


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「LINE entry」用の教材を手掛けてくださった富士通ラーニングメディアの皆さんのインタビュー<後編>です。前編はこちら↓

LINE entryで教材提供! 富士通オープンカレッジ F@IT Kids Club インタビュー<前編>


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写真左上:山本さん(富士通)、左下:原田さん(富士通)、右上:福岡(LINEみらい財団)

 

■教材開発現場のこだわり

 

ーー ここまでで、教材の特徴についてほぼほぼ語っていただいた気がするんですが。(笑)ほかに、押さえておくポイントはありますか?

 

西村 子ども向けのテキストということであれば、必ず「練習問題」があるというところですかね。最初はテキスト通りになぞれば、プログラムが完成できるのですが、そこで終わりではなく、最後に同じような問題を必ず用意して、きちんと理解しているのかどうかを測るというところでしょうか。
 

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単元の終わりには同様の問題やふりかえり問題があり、反復することができる

 

ーー我々も内部で作っている教材については、ポリシーとしては「改造をやってみよう」という項目を必ず入れています。改造したらこうなるよね、みたいな。実際にプログラムの中の数値をいじらせるみたいなことはやってるんですが、それに相当する感じでしょうか。

 

西村 近いですね。「改造」も良いと思います。

 

山本 あとはできたプログラムについて「説明をしてもらう機会」というのを、ところどころに設けているんですね。テキストを進めていく中で、自分がどういうプログラムを考えて作ったのか、その理解度をプレゼンテーションして確認する。プレゼンはプログラミング教育とは直接は関係ないのですが、人に伝えるというところもあわせて、教材の特徴になりますかね。

 

ーー そこ重要ですよね! プレゼンテーションもプログラムも、表現物です。

 

山本 プログラミングって自分がどういう発想で、どう考えたかという設計のところが特に大事だと思うので、そういうところを重要視してます。

 

ーー LINE entryの「コース」でいうと基礎コースから応用、上級とコースが全10単元。基礎コースから始めて、そこで条件分岐や繰り返しなどの基本を押さえて、そこから応用コースで変数、座標など。細かく分かれているので達成感を持ちつつ進められるのがいいですね。

 

 

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段階ごとにスキルアップできるコースが充実

 

山本 子どもが継続しやすいように、教室オリジナルの教材も同様の形で、段階的にステップアップしていく流れになっています。今回の「LINE entry」にご提供したものでいうと上級コースに当てはまるのですが、最後の単元は問題を出して、それに沿ったプログラムを自由に組ませるという形です。例題だけを出して、想像力や応用力など鍛えていきます。

 

 

■今後のプログラミング教育について

 

ーー ちょっとだけお聞きしたいんですけど。いろんなテキスト言語、汎用言語あると思うんですけど、ビジュアル言語を卒業した先に学ぶのは、やっぱりPythonですか?

 

西村 いろいろ考えたときに、いま注目されている言語であるということ、大人向けでもすごくコードがシンプルで学びやすいこと、またすでに社会人向けにPythonコースを持っていることもあり、あわせて整合性を考えたときにPythonは需要があるだろうということになりました。

 

ーー すでに社会人向けでPythonのコースがあったんですね。

 

西村 ですので、子ども向けとしてもただゲームを作るだけではなく、今の流行りの言語にふれさせたいという思いがありました。AI分野だったり、そういうところに興味のある保護者の方が子どもにPythonをやらせたくて、F@IT Kids Clubを選ばれる、ということもあります。

 

ーー 実際、高校の情報Ⅰ、情報Ⅱの新指導要領を見ても、事例のプログラムはPythonで書かれていました。高校の授業ではおそらくPythonがかなりの確率で取り入れられる可能性が高そうですね。

 

西村 そうですね。それとあとは、ライブラリのモジュールがすごく充実しているじゃないですか、Pythonって。モジュールがあるから簡単な命令で実装ができるので、そういうところですね。

 

ーー 今までは、いちからコードをガリガリ書く人が偉かったんですけど、Pythonになってみると、ぱぱっといいモジュールを見つけてくる人のほうが偉いみたいな。

 

西村 そうですね。時代がそうなってきていると思います。(笑)

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 小学5年生から始まるPythonコース

 

 

■今後の「LINE」との取り組みについて

 

ーー 最後に皆様に伺いたいのですが、「LINE entry」はどのようにご覧になっていますか?

 

原田 オンラインかつ無償でプログラミングが学べるコンテンツが自由に使えるというのは、いろいろな立場の方がいるので、魅力的だと思いますね。今はたくさんのツールがあふれているので、何から取り掛かったらよいのだろうかと思ったときに、教材も含めてオープンに手に取れるようになってるので、多くの子どもたちにとって絶好の入り口になると思います。

 

西村 私が感じたのは、Scratchベースで作られているのですが「Scratchでここがもう少しこういう仕様だったらいいのにな」と思われるところをうまくカバーされています。例えば、初期化する必要がないので、その辺りは気軽に試しやすい。より初心者向けに学びやすいツールになっていると感じました。あと、やはりLINEのキャラクターのブランドもあるでしょうから、親しみやすい。あとは、どんどん小学校のプログラミング必修化などで使われるようになるといいですね。どうしてもScratchの認知度がすごく大きいと思うので、その中で「LINE entry」が広がっていくと嬉しいと思っています。

 

山本 せっかくなので我々としても、これをきっかけにLINEみらい財団と一緒にコラボレーションをもっとできたらなというところは考えていますので。これを機会に今後ともお願いします!

 

西村 そうですね。特に子ども向けの教材の中身は、従来のやり方はあまり通用しません。ゼロベースで考えて、日々更新しているので。

 

ーー やっぱり、現場で適宜、変わっていくものですよね。

 

西村 教え方もそうですけど、教材改版も2年に1回は必ずありますので。そういうことをやらないと、時代に適応したものが提供できないと思います。

 

ーー 子どもたちも年々変わっていきます。これからパソコンが一人一台(G I G Aスクール構想により)配られたら、いまはブラインドタッチできる子が少ないですけど、それができることが普通になってきたりとか。あ、そこでこちらからの売り込みなんですけど。「LINE entry」で今度タイピングの練習という作品を作りましたので、ぜひ使ってください!

 

タイピングゲームでアルファベットとキーボードの配置をおぼえる
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タイピングを楽しみながらマスターしていく作品


 

山本 もしかしたらシニア向けの練習に良いかもしれない。(笑)

 

ーー いいですね! それでは今後ともよろしくおねがいします。

 

一同 よろしくお願いします!



 

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