全ての小学生のためのプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix 2020」でYahoo賞、そしてLINE entry賞2位をダブル授賞した、東京都の小学6年生、安藤 優那さん。同大会の決戦プレゼンテーションでは、ファイナリスト10名の中でも小学生とは思えないほど堂々としたプレゼンを披露。素敵な笑顔、キラキラした瞳で夢を語っていた姿がとても印象的でした。
TKGP2020決戦プレゼンテーションのステージでの安藤さん
今回は、LINE entry賞を受賞した「ソーシャルディスタンスチャレンジ」について、またプログラミング歴2年半で賞を獲得できるまでに上達したプログラミングの学習法などのお話を伺いました。
<安藤 優那さん インタビュー>
――まずはTech Kids Grand Prix 2020(以下、TKGP2020)でのYahoo賞、LINE entry賞2位とダブルの授賞おめでとうございます。
安藤さん ありがとうございます。
――安藤さんは「LINE entry」のことは知っていましたか?
安藤さん TKGP2020の公式サイトで知りました。こんなすてきな賞もあるなら、チャレンジしてみたいと思い募集しました。
――ありがとうございます。「LINE entry」を使ってみた感想を教えていただけますか?
安藤さん キャラクターがかわいかったので、ゲームの印象などが一段と引き立って、楽しみながら作品を作ることができました。
――キャラクターを上手に使って作品を作っていただきましたもんね。逆に「もっとこうだったらいいな」と思うところなどありましたか?
安藤さん 今回は別に用意して作りましたが、中に入ってる音源にもう少しバリエーションが増えるとうれしいです。
――そんなこだわりが完璧な世界観を表現していたと思います。それではLINE entry賞を受賞した時の感想を教えてください。
安藤さん 素晴らしい賞がもらえてうれしかったです。賞品のロボットも使ってみたいと思います。
――TKGP2020 決勝プレゼンテーションについても少しよろしいですか? 見事なプレゼンでしたが、練習されましたか?
安藤さん ファイナリストに決まった決勝の2ヶ月くらい前から、自宅でずっと練習していました。
――回数にしたらものすごい数を練習したのかな?
安藤さん はい(笑)。
――落ち着いていて、すてきな笑顔がとても印象的でした。それでは「LINE entry賞」の作品「ソーシャルディスタンスチャレンジ」についてお伺いします。どうしてそのテーマにしたのでしょう? 何かきっかけがあれば教えてください。
↑↓→←の4つのキーでキャラクターを操作して、指定の時間内を近づいてくるキャラクターから上手に距離をとっていくゲームアプリ。クリアすると次のステージに進めます。
安藤さん コロナ禍で、学校でも友達と距離を取るようになったのがきっかけです。みんなにもソーシャルディスタンスの大切さを知ってもらうために、このゲームを作りました。
――楽しみながらソーシャルディスタンスを理解できますもんね。マスクが無敵になるアイテムになっているなどゲーム性の高い要素もあって、社内でもみんな何度もチャレンジしました。誰かにテストプレイしてもらったりしたのでしょうか?
安藤さん 作った作品は基本的に弟にテストしてもらっています。今回は弟も結構楽しんで、何回もプレイしていました。
――弟さんから何かアドバイスなどありましたか?
安藤さん アドバイスというよりは楽しいかどうかを教えてくれる感じです。
――感想を言ってもらえるのは、作品制作の上ですごく大事ですよね。ご家族でプログラミングをやられている方はいらっしゃいますか?
安藤さん 弟は今、バスケ選手になろうとしていて……父はゲームを開発しています。
――プログラミングの勉強はどうされていますか? お父さまとされているのかな?
安藤さん 基礎を学ぶためにスクールに通っていて、ほかにもチャレンジしたい技術などがあったら、インターネットで調べたりしています。
――今は何にチャレンジしているんですか?
安藤さん 今はUnity(ユニティ:ゲームエンジンの一種)をいろいろ試しています。
――わからない時はお父さまに聞いたりしていますか?
安藤さん 基本的には、インターネットで調べるという感じです。
――安藤さんがプログラミングをはじめようと思ったきっかけは何だったのでしょう?
安藤さん 僕はゲームをするのが大好きで、それを親が見ていて、僕にはプログラミングがあっているのではないかと勧められたのがきっかけです。最初にプログラミングをした時は、キャラクターが右左に動くだけのことだったのですが、とても感動したことを今でもとてもよく覚えています。
――最初は何から学びましたか?
安藤さん 最初はscratch(スクラッチ:LINE entryと同じブロック型のプログラミング言語)で、それが上達してきたので今度はUnityにチャレンジしてみようということで、今はそれを学習しています。
――Unityを選んだのは、やはりゲームに向いているからなのでしょうか?
安藤さん ゲームというよりUnityは今後につながりそうということと、3Dなどさらに難しいことに挑戦したいということで選びました。
――最初にプログラミングで作った作品を覚えていますか?
安藤さん 最初はゲームではなく、キャラクターが動いたりして会話を進めていくものを作りました。
――アニメーションのような?
安藤さん はい。それから、じょじょに動きを足していって、そこからゲームなど作ったりしました。
――ゲームが好きな安藤さんはご自分で作られた作品で遊んだりしますか?
安藤さん はい。「ソーシャルディスタンスチャレンジ」も結構、自分でも気に入っていて何回もやっています。
――すごく楽しいですもんね。今、LINE entryの「みんなの作品」のコーナーでも掲載させていただいています。ちなみに安藤さんが好きなゲームはなんですか?
安藤さん 「Fortnite」というゲームです。
――将来、作ってみたいな、と思っている作品はありますか?
安藤さん 今後、オンラインでみんなが使えるようなゲームを作りたいと思っています。「Fortnite」もオンラインでみんなで使えるので。そんな作品にチャレンジしてみたいと思っています。それだけでなく、今後もいろいろな分野の作品にチャレンジしていきたいです。
――ご活躍が楽しみです。あと「みんなの作品」もまたぜひ作ってください。それでは最後に、将来の夢を教えてください。
オンライン取材時の安藤さん。今年は中学生プログラミング大会にチャレンジ?!
安藤さん 将来はプログラミングを生かせるクリエイターになってみたいです。
――ゲームクリエイター?
安藤さん というより、GoogleとかAmazonとかで働いてみたいです。
――その中にLINEもぜひ加えてくださいね! 本日はありがとうございました。
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